誰かと話をする。
それぞれが抱えている問題を課題として一緒に考えていきます。
どちらかが聞き役に徹して傾聴し続けるのが基本ルール。
「それってこういうことだろうか?」
と質問を投げかけながら尋ねることも大切です。
必要であれば質問をして、どんどん話してもらう。
どちらかが正解で、どちらかが間違っているなんてのはありません。
正解や間違いが指摘されて嫌な気分になるのは「ただの議論」でしかありません。
白黒つけるのではなく、優劣を決めるのもなく、勝敗を決するわけでもない。
話をして残すことは、一つだけです。
「課題に対して当事者が何を思って次の行動へつなげるか。」
目の前にいる人の課題を一緒に整理するサポートをするだけです。
何も自分の考え方や意見を押しつけるものではありません。
「ちょっと参考になればいいんだけど。」
という程度に他の考え方もあることを示して、また考えてもらえばいいのです。
人には、それぞれの感じ方があることを理解する必要もあります。
同じように見えているはずなのに、同じように見えないことがあります。
「なんでこの人は分からないんだろう?」
とあれこれと感情を揺らすよりは、目の前の人の素直な感じ方を認めたいものです。
何かの基準をもって相手を見るのではなく…
「ありままの相手を受け止めること。」
これが「対話の原点」なのではないかと思うのです。
Challenge! Respect! Smile!