新宿から小田急線に乗って1時間ほど西へ進むと秦野市へ入ります。
駅でいえば「鶴巻温泉」「東海大学前」「秦野」「渋沢」
北に丹沢・大山を仰ぐ自然豊かな街です。
そんな街で暮らし始めたのは小学校2年生の春です。
ボクは、幼少期を世田谷で過ごしました。
当時の東京は、光化学スモッグもひどく空気は良くなかった。
3歳下の弟は、そんな空気に苦しんだらしい。
ちょうど宅地造成が進む時代に移住してきたボク…
引っ越してきた当時は、オタマジャクシのサイズに驚いたものです。
すぐそばに手つかずの自然が残されている地域。
クワガタやカブトムシも取り放題。
大根川も自然の姿を残していたころです。
あれから40年以上も経過して街の景観は変わりました。
「大根駅」は「東海大学前駅」と改称。
宅地造成によって多くの家が建ちました。
引っ越してきた当時の面影はありません。
今日の午後は、調子の良くないデジタル一眼レフカメラを持って理髪店へ。
おじいさんの時代からお世話になっているコサワ理容で散髪。
おじいさん、お父さん、そして一つ上の先輩と三代に渡りお世話になっています。
道すがらカメラのテストもかねてシャッターを切ります。
よく見てみれば、まだまだ自然が残されている。
丘の上には畑があって野菜も栽培されています。
みかんの季節でもあり、山側に歩を進めれば美味しそうなオレンジの実が…
意図してレンズ越しに見える街では、まだまだ自然がいっぱい。
50年後はどうなっているのだろう?
ふと、そんなことを考えました。
ずっと自然豊かな地域であってほしい。
そして、暮らしやすい街であってほしい。
利便性もよく、子育てにも良好な環境でもある自然豊かな街。
それが秦野です。
レンズを通してみれば、ホントにここで育って良かったなと思うのです。
Good Luck.