一週間ほど前のこと「豊盃」をいただきました。
青森県弘前市にある三浦酒造株式会社さんのお酒です。
昭和初期創業で年間生産量400石という小さな蔵で造られる酒。
豊盃では、全国でも三浦酒造だけが契約栽培するこだわりの「豊盃米」をはじめ、青森を代表する酒造好適米「華吹雪米」「華想い」から、代表的な品種である「山田錦」「亀の尾」等、良質な契約栽培米を中心に、自家製精米で丁寧に醸しています。
このお酒との出会いは2年前…
長男がいる弘前で有名な「土紋」で初めていただきました。
旨い酒と伝統を感じる弘前の夜
「こんばんは、吉田類です。」 と言いたくなる土紋の入口。 2度目となる弘前、今回も美味しい料理と豊盃を堪能しました。 ねぷたの熱気と土紋の温かさ感じさせるカウンター上のパネル… 何とも穏やかな心地のいい空間は最高。 酒場放浪記の気分で楽しみ...
フルーティーでスッキリ感のある酒は美味しいです。
生産量は増やさず、「和醸良酒」の精神の下、家族一丸となって丁寧な酒造りに取り組み、より高い水準の酒に挑戦し続けています。
何よりも共感するのは、丁寧な酒造りです。
米作りから始まって、そこにいる人たちの想いを受け止めていく。
さらに飲んでもらう人たちの想いも想像して造る。
ただ単に儲かればいいというのではない。
そんな感覚がボクは好きです。
「ただやればいい。」
そうじゃなくてハートを込める。
それがあるから美味しい酒になる。
「人は理屈じゃ動かない。」って言いますよね。
モノづくりも同じで、やっぱりハートに魅了されるものです。
だから美味しい酒は嬉しい。
ボクもそんな作り手に見習って生きていきたいなって思います。
Good Luck.