昨日は、ちょっと涼しい一日でした。
夕暮れ時、窓の外に目をやるとオレンジ色に輝く空。
というわけで…
保育園の園庭にある滑り台の上からパシャリ。
美しい光景ってのは、そう長くは続きません。
朝ランで日の出を見る時もそうなんだけど、あっという間に変化してしまう。
「もう少し後でいいや。」
なんて思っていると美しい光景はどこへやら?
「鉄は熱いうちに打て!」
という諺があるように、その瞬間を逃したらアウトってことは多いです。
例えばサッカーしていて…
ちょっと目を離したらボールを奪われる。
ほんの一瞬の出来事なんだけど、首を振らないだけで相手にボールが渡ってしまう。
一度チャンスを逃すとシュートも打てない。
子どもたちだったら…
ここでボタンを押したらグンと成長するような瞬間があるんだけど…
気づいていないわけじゃないのに期を逃すこともあります。
「今ココ!」
だっていうのに、ついついスルーしてしまう。
そんな苦い経験がボクにもいっぱいあるのです。
日頃、鉛筆を持たないで遊んでいる子がいる。
ある日、そんな子が鉛筆を手にしている。
そこで、何らかのポジティブな反応をしてあげたら良かったのに…
心に火が灯った瞬間に、いい油を注ぐ、或いはいい風を送ることができたら良かったのに。
一気に火がつくようなスイッチを上手に押してあげる。
そのためには、常にいい状態で観察していることが大切ですよね。
もっと上手にできたら良かったよなあ。
これからも、そんなことってあるんだろうけど何とかしたいなあ。
そんなことを思う大日向の夕暮れでした。
「その瞬間」を見逃すな!
忘れずにいたいことです。