百日紅の花が満開。
遠くから見るとピンクの塊にしか見えませんが、近づくと小さな花が集まっている。
ボンヤリ見ても百日紅の花、近づいてよく見ても百日紅の花。
さて、ボクらは子どもたち一人ひとりをよく見てきたのだろうか。
かなり気合いを入れて子どもたちを観察してきたつもりなんだけど…
それには、どうしても限界があったように思えてなりません。
「ボクは子どもをしっかり見ている。」
そんなつもりになっていただけかもしれません。
特別支援に関わっている先生と話をすると、
「ボクなんてまだまだ甘ちゃんかもしれない。」
って思い知らされるのです。
ある程度、子どもたちの輪郭が見えてくると、
「よし!わかった。こういう子だからこうやってみよう!」
と中途半端に支援計画を立ててしまう。
そんな感じになっていたのではないかと深く反省させられます。
もちろん、修正を繰り返し個人にとって適切な支援ができればいいかもしれません。
それでも、
「だいたい、こんなもんかな?」
と見切り発車のように薄っぺらな対処をしてしまうことがある。
何でもそうだけれど、分かったつもりになったらダメですね。
来春開校予定の学校敷地内に咲く百日紅の花を見ながら…
まだ未熟な自分を痛感させられるのでした。
もっともっと…
「個にフォーカスを当てる」
じっくりとより深く…
心がけて子どもたちと接したいと思います。