朝起きてカーテンを開けると路面が濡れていました。
雨が降っている様子はないのだけれど、山も見えず、外は寒そうです。
たまったプラスチックゴミをステーションへ運びます。
ちょっと距離があるけれど「朝の散歩」として歩きで坂を下ります。
帰り道は上り坂…
何だか手袋が欲しくなるような寒さ。
そんな中…
道端の小さな花に目が留まりました。
直径にしたら2〜3ミリ程度の小さな花が束になっている。
小さな花なんだけど存在感がある。
夏場だったら埋もれて見えないようなサイズです。
この季節だからこそ光って見えたのかもしれません。
ちっぽけに見えるけど輝いている花たちです。
しかも名前もよく分からない。
だからって誰にも気づかれないと思ったらボクみたいに気づいてパシャリとやる人もいる。
この植物の名前は何だろう?
そんなことを思いながら観察を楽しみました。
花屋さんで売っていて誰もが知っている薔薇などではありません。
道端にひっそりと咲いている。
それも一生懸命に…
人間は、どうしても存在感を示そうと人気のある薔薇のような花を目指しがち…
自分の力を誇示しようとします。
逆に自分自身を肯定できずに苦しんでいる人たちもいる。
ネガティブな感情を聞いてあげることはできる。
でも感覚まで落とし込めないのが難点です。
その人の苦しみや悲しみを軽減することはできるかもしれないけれど…
どうあがいても全てを受け止めることはできません。
だから、そっと伝えるのです。
「どんな些細なことでもいいからポジティブにできることはないかな?」
「そんなのないよ!」
って言うかもしれないけれど、それでも諦めずに伝え続けるのです。
時として、そんな言葉さえもストレスになることは分かっています。
でもボクは伝えたい。
「どんな小さなことでもいいんだよ。」
本格的な冬が来る前に、まずはゆっくりと身体を休ませましょう。