東日本大震災から8年、まだまだ復興は道半ばだよね。
あの日…
どういうわけか大学院生だったボクは、次の日から卒業旅行で新潟へ行く準備をしていた。
自宅の1階のリビングにいたら轟音と共に家が大きく揺れた。
中学校を卒業した我が家のサッカーボーイズ2号は慌てて2階から降りてきた。
晴れていた春の日…
テレビで宮城県沖が震源だったことを知る。
小学生の時に「宮城県沖地震」があって神奈川でも電柱が揺れたのを思い出した。
その時には、近くの公園で野球をしていたのも覚えている。
津波に警戒という状況にあり…
NHKがあちらこちらに設置しているカメラから映像が配信された。
今まで見たことのないような津波がやって来てテレビの前に釘付けになった。
夜になった。
次々に入ってくる映像や情報は今でも何と表現したらいいのか分からない。
そんな中で高校生だった1号は東京へ練習試合に行って帰ってこれなかった。
3号は小学生だったのだが、どうやって帰宅したのかは覚えていない。
海に近いところへ行っていたので心配になったのも鮮明に覚えている。
そして原発事故も起こり母の実家のある会津の家の近所には仮設住宅ができた。
信じていたものが自然災害によって一気に壊れてしまうことを実感した震災。
あれから8年…
ボクにもいろいろあった。
正直いって褒められた歩みではない気がして仕方ない。
「本当にこれで良かったのか?」
なんて思うことも山ほどあるのだ。
それでも…
何かしら世の中に貢献できたらいいなって思う。
次の3月11日には何を思うだろうか。
そんなことを思う東日本大震災から8年が経った日…
ボクは信州にいる。