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もしも教育に正解があったなら…

7つの神話との決別

7つの神話との決別

ゴールデンウィークも後半へ。

今日は朝から気温も高く夏を思わせる一日でした。

昼間からビールでも飲んでノンビリとしようかなと思いつつ気になる本のページをめくる。

ページ数は200に満たない本ですが、なかなか読み応えがありました。

1 事実学習は理解を妨げる
2 教師主導の授業により生徒は受け身になる
3 21世紀はすべてを根本的に変えてしまう
4 調べようと思えばいつでも調べられる
5 転移可能なスキルを教えるべきである
6 プロジェクトとアクティビティーが学びの最良の方法である
7 知識を教えることは洗脳である

これらを7つを神話としています。

「この神話を支えている理論」で数々の理論や実践が紹介されている。

どんな背景があって生まれてきたのかってことがわかる。

いろんな人たちの主義主張を理解するのに役立つ。

章の最後には「なぜこの神話が誤りなのか」と筆者の主張が書かれている。

これまでの自分の実践と思想を頭の中で整理しながら…

大日向小学校の今後の取り組み 思いを巡らせながら読み進めてみました。

ワールドオリエンテーションの充実にはブロックアワーの充実が欠かせない。

ブロックアワーが充実すればワールドオリエンテーションも充実するだろう。

豊富な知識を身につけることが充実した学びへと繋がる。

ただ何となく子どもたちに話し合わせて進めても薄っぺらいままで終わる。

サッカーでいえば漠然と試合をしているだけの状態になってしまう。

自分たちの試合を振り返り更なる高みを目指して練習に取り組む。

いわゆるM-T-Mのサイクルを回し続けることで試合も練習もレベルが上がる。

スポーツでも教育でも時代によってブームが沸き起こる。

それは大抵メソッドや誰かの実践を模倣していくだけ…

スペインサッカーがいいなって流れになれば、みんながそこを目指しちゃうような。

ボクらはマネをすれば良くなると短絡的なところへ飛びつきがちです。

「○○メソッド」なるものは出てきては消えていく。

ボク自身も若かりし頃はマネをしては失敗を繰り返したものです。

もしも教育に正解があったなら世界中のどこでも同じようにやっているはず。

でも、そんなのはないですよね。

目の前にいる子どもたちがそれぞれ違うし時代背景も土地柄も違う。

だから…

その時の最適解を大切にしながら柔軟に変化させながら実践する。

芯がぶれることなく変化させるにはコンセプトを大切にしたい。

そして、みんなでよりよい教育を考えることができれば最高ですね。

正解はないですけども(笑)

桑原 昌之

くわさん✨️
スポーツと教育の現場に関わる教育研究家
「ともに歩もう、この先の秦野へ」秦野市議会議員
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教育
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