3月初旬には20年目のJリーグが開幕。昨日にはプロ野球が開幕。
これからの季節、プロ野球にJリーグとどちらも楽しめます。
両方を見てみることで感じることがあるんです。
プロ野球は、地方色が出てきて面白くなった
Jリーグが開幕した1993年には、地域名をつける球団は12球団中4球団のみ。
これが2012年になると12球団中8球団になりました。
この20年で、4球団がチーム名に地域名をつけています。
チーム名は以下(1993年の成績順)
【セントラルリーグ】
ヤクルトスワローズ→ 東京ヤクルトスワローズ
中日ドラゴンズ→ 中日ドラゴンズ
読売ジャイアンツ → 読売ジャイアンツ
阪神タイガース → 阪神タイガース
横浜ベイスターズ→ 横浜DeNaベイスターズ
広島東洋カープ→ 広島東洋カープ
【パシフィックリーグ】
西武ライオンズ→ 埼玉西武ライオンズ
日本ハム・ファイターズ→ 北海道日本ハムファイターズ
オリックス・ブルーウェーブ→ オリックス・バファローズ
近鉄バファローズ→ オリックス・バファローズへ統合
千葉ロッテマリーンズ → 千葉ロッテマリーンズ
福岡ダイエーホークス → 福岡ソフトバンクホークス
(新規参入チーム) 東北楽天ゴールデンイーグルス
これによって面白くなったのはパシフィックリーグです。
リーグ全体で活性化させようという動きがあって、人気選手も多くなり閑古鳥が鳴く球場は皆無となりました。
ロッテが川崎にいた時なんてひどかったですからね(笑)
今ではセントラルリーグよりも面白いんじゃないかと思えるほど(私的感想)
ホームタウン色が濃いJリーグのこれから
Jリーグ100年構想は、まだ5分の1を来たばかりです。
創設当時は10チームで全てに地域名がついています。チーム創設要件ですから当たり前ですが…
鹿島アントラーズ
ジェフユナイテッド市原
浦和レッドダイヤモンズ
ヴェルディ川崎
横浜マリノス
清水エスパルス
横浜フリューゲルス
名古屋グランパスエイト
ガンバ大阪
サンフレッチェ広島
それから20年が経ち、今やJ1クラブ18、J2クラブ22と40も地域名をつけたプロチームがあります。
J3構想もあってクラブが地方に増えるのはいいのかもしれませんが、質が確保できるのかという点とクラブの運営には不安がありますね。
サッカーをする子どもたちにとって受け皿が増えるのはいいのかもしれませんが、高くはない年俸で続けていくのもつらい話です。
とはいえ、ホームタウンにさまざまな効果をもたらすであろうJリーグクラブの動向は見逃せません。
プロ野球とJリーグが融合したら最強!
FC東京、東京ヴェルディにはバレーボールチームが、湘南ベルマーレにはソフトボールチームがあるなど(他にもあるけど)、Jリーグクラブの名を冠した他の種目はあります。
「今後20年でプロ野球とJリーグのクラブが合体する」なんてことが起こらないでしょうか。
ちょっとそれに近いことをやろうとして失敗したところがありましたね。
「読売ジャイアンツ」と「読売日本サッカークラブ(ヴェルディ川崎)」です。
全国区にしたかったヴェルディは見事に失敗、運営母体も変わってしまい今やJ2です。
でも、スタジアムの楽しさはプロ野球、Jリーグ共になかなかのものです。
周辺を含めて整備して、一日中楽しめる場所になったらいいと思うのです。
コンテンツとしては、やっぱりプロ野球とJリーグは最強だと思うのは私だけでしょうか?
以上、スポーツ好きの戯言でした。