どんな地域にも歴史があります。
この地に初めてやって来たのは誰なのか。
どんな人たちがやって来て、どのように暮らしてきたのか。
それは、古くからある住宅にもヒントがあります。
周辺から伐採される木材を使って建てられるのが当たり前の時代が続いた。
山から木を切り出して、柱や梁として使えるまで綺麗に仕上げる。
もちろん長持ちするように、塗装などにも工夫があることが分かります。
それが大量消費の時代になって、なんだか薄っぺらいものが増えていきました。
「住宅建材なども海外から安く調達されてくる。よって国内の森林は荒れていく」
そんな話も聞いたことありますよね。
食材もしかり…
今では全国各地の食品がスーパーマーケットに並んでいる。
それはそれでありがたいことなんだけど…
その土地でとれた食材だって大切にしたい。
「地産地消」って言葉があるように、その土地にあったモノやコトに目を向けたい。
そして、何よりも大切なのは、長らくこの地に住んでいる人たちの存在。
多くの人たちが紡いできた歴史を忘れちゃいけないよ。
そんなことを考えていた日曜日。
出会いに感謝。