子どもたちを出迎えた後、校地をグルグルと歩くことがある。
棒を拾ったり、石を拾ったりなんて安全確保に努めるなんてことも仕事の一つだ。
春になると、いろんなものが土から顔を出してくる。
ヨモギの葉が小さく出てきたり、カンゾウが出てきたり…
「ノビルあげよっか?」
なんて子どもたちも登場する。
「蕗の薹が出てきたよ」
そんな情報を得たのだけれど、昨日までは発見できなかった。
信州の中山間地では、標高の低いとこから徐々に発見情報が入る。
「標高700メートルほどの地点で発見!」
そんなふうに先日も話題になっていた。
「じゃあそろそろかなあ」
なんて待ち望んでいたら、ようやくお目にかかれたのが嬉しい。
ちなみに標高895m地点。
桜前線は北上していくけれど、この辺りでは標高の低い所から高い所へ登る。
そんなわけで、何日も楽しめちゃうんだよね。
蕗の薹が出たので次は何だろうね?
ヨモギの葉はどんどん面積を広げ、やがてタンポポが咲く。
そして、つくしも生えてくるだろうし、日に日に緑が増えていく。
春だねえ。
そんな季節の変化を子どもたちと楽しめるのも嬉しいよね。
明日は何を発見できるかな。