明日から大日向小学校はゴールデンウィークで30日もお休みなので7連休。
子どもたちも教職員も最初からフルパワーだった4月もおしまい。
早すぎる桜の開花は入学を祝う会の日に花を添えた。
まだ16日間なのに子どもたちは妙に馴染んでいる。
新旧のメンバーがスーッと溶け合って、良い感じで混ざり合ったなって思う。
あちらこちらで楽しそうにしている子どもたちを見ると嬉しくなる。
ボクは年度初めの少し面倒くさい事務仕事があるけれど校内をウロウロしている。
そこで子どもたちのさまざまな姿に出会う。
「お!がんばってるなー」
以前は上手に学びに向き合えなかった子たちにも成長が見える。
自分の計画にそって何とか進めようとする姿が分かる。
友だちの助けを借りながら学びを進める子たちの姿も自然な感じ。
「あれ?○○くんと○○ちゃんかー」
意外な組み合わせで楽しそうに学んでいるのを見る。
新たな関係性が続々と生まれちゃうのも見ていて楽しい。
「あー!あんなふうにインストラクションしたら楽しいよね」
なんてグループリーダーの工夫を見るのも楽しい。
「ボクにはあんなふうにはできないなあ」
そんなことも思う。
どこからアイデアを持って来たのかって思うくらいで感動してしまう。
「ねえねえ!これきれいでしょー」
なんて花を摘んで見せてくれる子たちもいる。
「○○ちゃんたちとね、畑でつんできたんだ」
「おー!いいねえ。今日の夕飯になりそうじゃん(笑)」
「えー(爆)」
意外なところにチューリップを見つけた。
ちょっと日陰なので咲くのが遅かったようだけれど…
あまり人目に触れないところに咲いているのだ。
「ん?こんなところに?」
「チューリップは種が飛んでくるワケじゃないしなあ」
「去年は咲いているの分からなかったよなあ」
「ここに植えるかなあ?」
「誰が植えたんだろう?」
「何年も前に誰かが植えたのかなあ?」
「それにしても立派に咲いているから最近になって植えたのかな?」
チューリップに思いを馳せるちょっとした楽しい時間。
「見つける」
そこから生まれる「問い」があって…
ちょっと調べ見たくなって、何かが分かるとグンと楽しさが生まれる。
そんなわけでまずは「見つける」ってことを大切にしたい。
そのためにも動き回る時間を確保し続けたいなって思う。
さて…
明日からゴールデンウィーク。
「見つける」楽しみを味わってみたいと思う。
皆さんお疲れ様でした。