今週は火曜日スタートの大日向小学校・中等部(フリースクール)
いつもと変わることなく子どもたちがやって来ます。
朝のサークルでは「4連休なにをしてかな?」なんて話をしている。
プールへ出かけるグループは、ボクの知らぬ間に出発。
サッと集まってサッと出るって大切ですね。
その他の子どもたちはブロックアワーに入っています。
各教室を回ると子どもたちの多様な姿を目にします。
1人で学びを進める子…
いつも誰かと共に学んでいる子…
教科書と睨めっこしている子…
たしかめプリントにチャレンジしている子…
タブレットでインストラクションを見ている子…
工作の仕上げをしている子…
それが一つの教室で同時進行なのです。
一人ひとりそれぞれのペースで学んでいることがよく分かります。
これらの姿は目の前で起きている事象。
ちゃんとやっていればホッとするけれど、そうじゃない場合は困惑します。
よく見ないと、ちゃんとやっているように見えるとかもあるので要注意。
ちゃんとやってないように見えても、それは一瞬のリフレッシュタイムかも。
「みる」ってことを鍛えられますね。
そうそう…
ランチの検食へ行く時に中学校校舎の建設現場が目にとまりました。
「おっ!コンクリート流してるじゃん!」
「なるほど、こうやってしっかりとした基礎を造っていくんだな」
「この部分は、やがて見えない部分になるよなあ。ここが大切だ」
校舎建設が終われば確実に地面の下になるけど超重要な部分でもある。
建物は立派に見えるけど土台がもろければ壊れるのも早い。
そこでハッと気がつきました。
「なぜ、今、その状況なのか?」
視界に入ってくる事象だけで判断しないことが重要。
その背景にあるものを深く掘り下げてみること。
計算につまずいている子がいたら、なぜなのかを探る。
そもそも、やり方がわかっていないのか…
もっと前の段階で数の概念が今ひとつ理解できていないのか…
それとも、他に気になっちゃうことがあって鉛筆が止まっているのか…
原因を掘り下げることで手立ても変わってくるんですよね。
見えない部分に心を寄せること。
大切にしたいです。