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種子島沖に沈む航空機引き揚げに思う

種子島へ取材に向かう

種子島へ取材に向かう

昨日のこと。

種子島で取材中の我が家のサッカーボーイズ2号から連絡がありました。

「今日、機体が引き揚がれば種子島のシーンから入るはず。放送日が取材の山場となりました」

それがこちら↓

エラー|NHK NEWS WEB

引き揚げた瞬間の映像に興奮気味の短いナレーションが入っています。

映像で見ているボクとは違った感情が乗っていることが分かります。

ボク自身も戦争をリアルでは知らない世代。

彼なんて「戦争」って言葉は画面の向こう側でやっているだけの世代かも…

それでも、祖父(彼にとっては曾祖父)の話から先の大戦については知っている。

祖父は、戦艦、重巡洋艦に勤務した後、海軍学校の教官となりました。

その後、戦艦はフィリピン沖で沈められてしまう。

学校では新兵さんたちを戦場に見送る。

教え子や同僚が戦地で亡くなる報告が入る度に辛い思いをしたそうです。

そんな祖父は、定年後、全国各地にいる教え子たちの遺族宅を回っていました。

ボクらは会津に帰る度に、戦争中の話を聞かされたものです。

そんなこともあって、ボクらは少々、こういう話題から目が離せないのです。

先週の土曜日、知覧特攻平和記念館を訪ねることができました。

その時代の世界情勢とか歴史的背景の中での人命の尊さについて考えた。

簡単には語れない何ともいえない感情が残っています。

そして、今回の取材にも注目しながらあれこれと考えています。

昨日は遺骨や遺品は見つからなかったけれど、まだ海底を探索するとのこと。

生きた証が見つかってご遺族へ戻ることを願ってやみません。

多くの犠牲があって今があるってことを忘れず、一日一日を大切に生きよう。

そんなことを思う金曜日です。

桑原 昌之

くわさん✨️
スポーツと教育の現場に関わる教育研究家
「ともに歩もう、この先の秦野へ」秦野市議会議員
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