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サッカーを楽しめない残念な夏

今日は雨が降ることはなく夏の空が360度広がる金曜日。

あちらこちらへ動き回る一日でしたが、少し時間があったのでサッカーの現場へ。

ジュニアユースの選手たちにとっては久しぶりのゲーム。

新型コロナウィルス感染拡大に伴いグランドが長らく閉鎖されている。

定期的な練習ができません。

各カテゴリーのリーグ戦を組むのも大変です。

施設管理をしてる側からしたら閉鎖していたほうが楽な面もあります。

窓口対応とかグランド整備とかしなくてもいいわけですから。

でも、それって利用者ファーストではありません。

逆にこんな状況だから何とかして開放するということが必要だと思います。

この辺りは改善を求めたい。

さて…

夏休みといえば、あちらこちらで大会や合宿が開かれるのが常でした。

ところが、ここ2年はそんな行事も断念せざるを得ません。

全国大会や関東大会などは実施していますが他の大会は中止が続いています。

サッカーも試合を通して学ぶことが多いわけですから大きな機会損失です。

選手たちにとってはゲームを楽しめない。

合宿型で大会運営をする会社や宿泊施設も収入が激減、いいことがありません。

本当に困ったもんです。

それでも何とか連絡を取り合って各クラブ協力しながら試合を組んでいる。

ポツリポツリとスケジュールに入る試合の機会は本当に貴重です。

ただし、あまりにも試合が少ないとゲーム感が戻らない。

あれこれと確認しているうちに終わってしまうのが残念ですよね。

一方で、ここ数年の暑さもあって夏の活動に疑問を呈することもあります。

「日本ではなんで夏にサッカーやるの?」

そんなことをJFAにやって来たニュージーランド人から言われたことがあります。

熱中症に警戒しながらやるのはクレイジーなことなのかもしれません。

サッカー以外のことを楽しむ期間に充てるのもいいかも。

キャンプとか、旅に出るとか、サッカーをあえてやらずに感性を磨く。

そんなことも人生を充実させるのは確実ですもんね。

サッカーを楽しめない夏はいつまで続くのだろうか。

来年はきっと大丈夫。

そう信じて環境づくりができたらと思っています。

Enjoy Football.