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国立競技場と「内なる美、ととのう暗闇。」

久しぶりに新宿駅から千駄ヶ谷まで歩く日曜日。

新宿駅南口から新宿御苑の脇を抜けると20分ほどで到着。

これは小学生の頃から変わらないルート。

国立競技場への往復で混雑を避けるためには何度も通った道。

それでも途中に新しい道ができたいたり、駅前が整備されていたり…

国立競技場も新たなに建築されていたりもする。

時代の変遷も感じます。

国立競技場ではサッカーの試合が行われていたようで太鼓の音が鳴り響いていました。

そんな喧噪の世界から一転。

暗闇で静かな時間を過ごしてきました。

漆黒の暗闇。
そこは目を使うことのない照度ゼロの空間。
躙(にじ)り口のような小さな戸口から新しい世界に入る。
肩書も年齢もないただの自分が、一歩、一歩丁寧に歩いていく。
まるで足の裏に目があるように 。

全身を耳にして、清らかな水のせせらぎを聴く。
触れるものすべてが新鮮な情報となり、体の内に眠る五感がいきいきと巡りはじめる。

心と身体をととのえよう。
人間本来が持つ、内なる美が目覚めていく。

ここ神宮外苑で、豊かな自然に囲まれ、自分と対話する大切な時間を。

DIALOGUE JAPAN SOCIETY
代表理事 志村季世恵
ダイアログ・イン・ザ・ダーク「内なる美、ととのう暗闇。」
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」初となる大人のための体験施設。テーマは「内なる美、ととのう暗闇。」“純度100%の暗闇“の中で身体感覚を研ぎ澄ます新感覚体験をお楽しみください。

本当に純度100パーセントの暗闇。

音だけが頼りで見えないからこそ呼び起こされる感覚がありました。

さらにピンポン球くらいの小さな握り飯を味わうと…

日頃、ずいぶんと雑に口に入れていると感じる。

「もっと丁寧にヒト・モノ・コトと向き合う必要があるなあ」

そんなことを感じる体験でした。

ご縁に感謝です。