スッキリとした青空と新緑が眩しい丹沢・大山の麓。
爽やかな初夏の陽気に包まれて心地よい土曜日です。
自転車を走らせて市内を巡りつつ陸上競技場へ。
「みどりや杯争奪U-8秦野市サッカー大会」
市内外の16チームが2日間にわたって交流を深めています。
何十年もの歴史あるチームからニューフェースのチームもあって面白い。
各チーム、いろんなカラーがあるものです。
ボクが初めて陸上競技場で大会に参加したのは半世紀前。
当時の指導者は学校の先生が中心でサッカーの専門家は珍しい。
おまけにサッカー中継なんてものはダイヤモンドサッカーくらいしかない。
当時のイングランドリーグやブンデスリーガを2週に渡って見る状況でした。
それが今や各チームの指導者は経験者が中心。
子どもたちは小さな頃から映像でイメージを簡単につかむことができる時代です。
だからでしょうか、オーバーコーチングが問題にもなっている。
子どもに過度な期待を寄せて勝利至上主義に走ってしまうなんてこともある。
大人のサッカー観を子どもたちに押しつける指導者や保護者も散見される。
でも…
子どもたちのサッカーは別世界だということを忘れないようにしたい。
気にして欲しいことは以下の3つです。
子どもたちは楽しそうにボールを追いかけていますか?
ボールを全力でゴールへ運び、ボールを全力で奪いにいっていますか?
コーチの言われたとおりではなく、自分のアイデアでプレーをしていますか?
まずはボールを全力で追いかけ回すこと。
そこからあれこれと考えていけばいいのです。
みんなでボールを奪いに行って決めたゴールを忘れないでね。
2年前の記事ですが、こちらもどうぞ↓
「体罰は選手ではなくコーチにメリットがあるだけ」 指導者養成の授業で学び合い意識を変革 | AERA dot. (アエラドット)
行き過ぎた「勝利至上主義」の結果、しばしば起こる暴力問題。子どもを守るためには、指導者の教育も必要となってくる。AERA 2022年5月30日号の記事を紹介する。