天気予報によると明日の朝は雨らしい。
そんなこともあって今日の朝は貴重な散歩の時間。
毎朝5時に起きて珈琲を淹れるのが日課だ。
じっくりと一杯を楽しみつつ新聞を読み終えたら散歩へ出かける。
といってもこの時期は薄暗い。
いつもの坂を登って山道へと歩を進めているうちに明るくなってくる。
歩いているうちに夜明けのグラデーションに感動できる季節でもある。
徐々に鳥たちのさえずりが聞こえてくる。
この時期ならではの鳥たちもいる。
冬は冬で独特の乾いた風が木々を揺らしている。
サーッという音と共に落ち葉が舞う。
寒いけれど何だか心地よい。
だんだん東の空がオレンジ色に輝いてくる。
運がよければ日の出を拝むことができる。
冬の散歩に出かけた時にしか出会えないご褒美だ。
風邪を引きませんように。