今日はJ1リーグの最終節。
14時同時キックオフ、各試合の状況から目が離せない最後の90分。
NHKは地上波で「神戸vs湘南」BSで「広島vsG大阪」を中継。
連覇がかかる神戸と地元である湘南の一戦をテレビ観戦。
どちらも相手のボール保持者に対する寄せが早い。
ボールを奪われた瞬間に囲みにかかっていることが画面から伝わってくる。
90分間を通して強度の高い内容で見応えがありました。
神戸が3-0で勝って見事に優勝。
激しくボールを奪ったらゴール前にシンプルにボールを入れてくる。
最終戦でヴィッセルの強さがよく分かりました。
湘南は15位でJ1に残留。
最終ラインを高く保ちながら前線から激しくボールを追い回すベルマーレ。
そんなことが功を奏したのか終盤に入り上位チームに連勝して降格圏を脱出。
16年ぶりにJ1に復帰した東京Vは6位。
アウェーでの京都戦は0-0で引き分け。
開幕前には不安もありましたが年間を通じてヴェルディらしいサッカーでした。
そして、もう一つの応援クラブ新潟は最終節の結果によっては降格の危機。
最終戦は5万を超える超満員の埼玉スタジアム2002で浦和戦。
こちらはDAZNで視聴。
アルビレックスの熱烈なサポーターも大挙して埼玉へ。
降格圏内の磐田が降格決定の鳥栖に0-3で敗戦したことで残留決定。
0-0の引き分けで勝ち点も積み上げて16位で終了。
ルヴァンカップでも魅力的なサッカーを見せてくれたことも嬉しいシーズンでした。
とにもかくにも各クラブの皆さん、お疲れさまでした。
ところで…
「サッカーを愛する皆さん、ご機嫌いかがでしょうか」
そんなフレーズで始まるサッカー番組を見ていた時代がありました。
1993年にJリーグが開幕した日のことを知る人たちも歳を重ねています。
ワールドカップなんて夢の時代だったのに今や日本は出場常連国。
それも代表選手は海外で活躍する選手ばかりになりました。
とんでもない進化です。
誰が功労者とかいう話ではなく…
サッカーを愛する皆さんの不断の努力があったのだと思うのです。
ボールを蹴る子どもたち、それを支える保護者の皆さん、コーチ、クラブスタッフ…
さらにはサポーターの皆さんや、ホームタウンを支える皆さんの存在がある。
みんなでつくるJリーグなのだと実感させられます。
そうそう…
浦和vs新潟戦の63分に素敵なシーンがありました。
引退する興梠選手がピッチを去る際に浦和の選手が花道を作ります。
ビックリしたのは新潟の選手たちまでもが花道に加わっていたこと。
「Respect(大切に思うこと)」が表現されていた素敵な光景でした。
こういうのも進化と言えそうです。
来シーズンはどんな物語を見せてくれるのでしょうか。
2025シーズンも楽しめたらいいなあ。