今年も弘法山麓からの初日の出を拝みます。
長男は権現山、次男は弘法山へ友人と一緒に行ってしまったので三男と一緒に日の出を待つことにしました。
最近は、いつも2本の木が並ぶポイントから観ています。
冬の間しか観られないここからの太陽は神秘的です。神々しい感じが何ともいえません。
6:50を過ぎた頃、お日様が見えて来ました。
最近にはない綺麗な初日の出でした。
我が母校、大根中学校と東海大学が重なって見える場所。
日の出から数分で太陽は東海大学のシンボルともいえるアンテナの上に…
「東海大学に、この街に幸あれ!」
と願いを込めて拝みます。
初日の出を観た後は、両親と共に曾屋神社へ初詣です。
これも子どもの頃からずっと続く我が家の伝統。
弟家族も合流して、今年もみんな揃っての境内へと入ります。
徹夜で過ごしていた長男と次男は眠そうでしたが鳥居をくぐると目が覚めたようです。
いつものように参拝を終えて記念撮影の後は、お守りをいただいて終了です。
実家では、みんな揃って神棚に向かって正月のあいさつです。
父のルーツは、豪雪で知られる新潟県中魚沼郡津南町。
米作りもしている農家ということもあってしきたりには厳しいところがあります。
毎年、父の一言でスタートする元旦です。
母のルーツは、こちらも冬には雪に覆われる福島県会津地方にある磐梯町。
武骨で芯のしっかりとした母が、きっちりと正月料理を用意してくれて会津の酒で乾杯となります。
そうそう、おそらく雑煮は皆さんのところとはだいぶ違うはずです。
津南町割野にある実家に伝わっている伝統の雑煮。
醤油ベースですがゼンマイ、大根、にんじん、鮭、ちくわが入るのです。
具だくさんなのが特徴的で、これが当たり前だと子どもの頃は思っていました。
調べてみると全国各地で大きな違いがあるようです。
お酒も入って気分が良くなったところで、天皇杯サッカーを観るのも我が家の伝統行事。
現在の国立競技場では最後の決勝。
マリノスがJリーグ優勝を逃した悔しさを晴らす結果で天皇杯を手に入れました。
2-0だったのですが、実は得点シーンは眠ってしまい生では観ていません。
これも伝統です(笑)
こうして新しい年も平穏にスタートしました。
家族に、ご先祖様に、そして、ご縁のある全ての皆さんに感謝して新年を迎えることができました。
本年もどうぞよろしくお願いします。