暑い夏、各地でスポーツ大会が開催される季節でもあります。
夏に鍛える
という言葉もあって、夏の暑さを乗りきることはある意味で大切なこと。
でも、暑熱対策は万全だろうか…
毎年、いろいろ考えさせられます。
一番問題なのは、夏の甲子園だと思っています。
真夏の大会、全力で戦う高校球児たちには爽やかなイメージがつきまといます。
額に汗して戦う彼らは、もちろん素晴らしい。
真夏でも頑張るのが青少年!
みたいな誤解を生む面もあるように思うのです。
でも、競技によっては真夏に危険が増すものもあります。
例えば、サッカー。
ヨーロッパでは涼しい季節にやるものです。
真夏に大会が組まれているのはクレイジーだ
とJFAと共に芝生化推進をしているニールさんは言います。
新潟の国際大会では、こんなことも起こってしまいました。
ちなみに本日の市内大会では、20分ハーフ→15分ハーフにすることを提言。
子どもたちは暑い中でもサッカーをしたい。
でも、そのままやるのは危険なので試合時間を短縮する措置を取りました。
決定時には皆さん、快く了承してくださり事故もなく無事に大会を終えました。
真夏の大会は、本当に危険がいっぱいです。
実は子どもたち以上に大人が心配なのです。
日頃は、会社などに勤務している方々が酷暑の中でレフェリーをしたりする。
よほど体調管理を徹底している人でない限りリスクがあります。
水分補給だけでなく、日陰のある会場で行う。
試合時間を短縮する。
一番暑くなる時間帯にはゲームを行わない。
そんな配慮も必要です。
大会運営側の都合だけで進めないようにすることが重要ですね。
子どもたちも大人も安心・安全のスポーツ環境をつくりましょう。