台風9号直撃の一日…
随分前に発注したのに、なかなか届かなかった「学びのカリキュラム・マネジメント」を読了。
書くことを中心にカリキュラムをマネジメントしていく実例が紹介されています。
読後に感じたことを一言で表すと…
やっぱりコラボレーションの時代なんだな。
ということです。
何かと変化の激しい時代です。
課題は山積みで教職員が大幅に入れ替わり変革を迫られる学校現場…
もはや一人の学級担任で何から何までやる時代は終焉を迎えています。
児童生徒指導や日々の授業に関することまで、一人だけではどうにもならない現実があるのです。
どうすれば子どもたちによりよい学びの場を提供できるのか、組織として考えていく必要があります。
カリキュラムに関する事柄は、坂内さんが取り組む算数の学習スタイルや本書はとても参考になります。
そして、もう一つ…
カリキュラム・マネジメントは、ただ学ぶためのものではないということです。
「書く」という行為を中心にして、子どもたち同士の関係性が蜜になる。
ここには書ききれなかったであろう学び合うための仕組みが、まだまだあるはずです。
私の推奨する「サークルベンチに座る」という行為を中心にするのと同じような現象が見られるはずです。
子どもたちにコラボレーションの気持ちが生まれて、みんなで学ぶ楽しさが共有されること。
毎日、繰り返しているうちに、いつの間にか子どもたち同士の関係性が良くなってくる。
子どもたちの関係性が良くなれば良くなるほど、学びのクオリティの上がってくる。
もはや教科も担任も単体では機能しない。
本書からもコラボレーションの大切さを実感することができました。
2学期に向けて…
みんなでいい準備をしましょう。
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