電車やバスで通勤する理由の一つに「歩くことができる」ということがあります。
こんな風景も歩いているから見つけることができるのです。
電車内では、ガタゴトと列車が動く音しか聞こえません。
自動車内では、路面を走る音しか聞こえません。
でも、歩いているといろんな音が聞こえるんです。
街ゆく人々の会話、歩く人たちの足音、自動車が通り過ぎる音…
鳥のさえずり、虫の鳴き声、風の音…
いろんなことを感じることができます。
自分の持っているパラボラアンテナが全開に開いた感じがするのです。
自宅から歩くこともなくオフィスへ行き、外へ出ることもなく働いて帰宅する。
そんな日々を送っているとおかしくなるんじゃないかと心配になります。
やっぱりボクらは動物なわけで…
本能的な感覚は持っているはずなんです。
なんとなく危ないとか、こっちは大丈夫とか、感性なのかな?
歩いていたり外で過ごす時間が多いほど本来の生身の自分というスイッチが入れやすくなる。
そんな気がするのです。
本能にスイッチを入れるには、やっぱり外で動くのが一番だと信じています。
野生の感覚は大切だと…
We were born, born to be wild.