日産スタジアムで行われたキリンチャレンジカップ「日本代表vsガーナ代表」
久しぶりの代表戦でワクワク感もありましたが、年なのかずいぶんと冷静に試合を観ることができました。
気がつけば海外で活躍する選手ばかりになった日本代表。
いつのまにか国際標準レベルまでになっている日本サッカーの姿を見て、ここまでのJFAの取り組みなども考えながら嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
海外組の経験は、十分に生かされている
正直言って、30年近く前の日本代表とは大違いなのです。
「そんなの当たり前だ!」
とお叱りを受けそうですが(笑)
スタンドから観ていて、ひるむような選手は誰一人いない。
そして、みんなが卓越した技術を持っている。
たいしたもんです。ホント…
もう以前とはステージが違っているんだなと再認識しました。
サポーターの質も変化してきている
そして、スタンドに来ているサポーターも、ずいぶんと観戦慣れしてきていると感じました。
拍手の質が明らかに依然と違う。
どこで、賞賛の声を上げ、どこで、叱咤激励するかがわかってきています。
これもおそらく「サッカー」というスポーツを観る体験が増えたからなのでしょう。
これで両方のゴール裏サポの連携が取れたら更に一体感が出ていいのですが…
こちらも、もう以前とはステージが違っているんだなと再認識です。
JFAの取り組みの大きな成果、今後への期待
それにしても、よくぞここまで成長したものだと…
JFA2005年宣言には、こう記されています。
2015年
1.サッカーファミリー500万人
2.日本代表チームは世界でトップ102050年
1.サッカーファミリー1000万人
2.FIFAワールドカップ開催、優勝
これを実現することで、
サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。
ということなのでしょう。
JFAにはぶれないビジョンがあり、それに向けていろいろな取り組みを行ってきました。
指導者ライセンス制度の確立によって、世界のスタンダードを見せながら末端のU-12年代までしっかりと理念をおろしてくる。
こんなことができている競技は他にはありません。
「集金マシーン」と揶揄される部分もありますが、それはさておき、指導者の養成によって育成と普及が手厚くなることは、いいことです。
また、「サッカー」を通じて他方面へ良い影響を及ぼしている取り組みもあります。
このリスペクトプロジェクトなんかも、他の競技団体の先を行っている感じです。
これからもどんどん新たなプロジェクトに取り組んでほしいと思っています。
東京五輪2020も決まり、スポーツ界全体が一丸となって世の中を変える。
JFAには、フラッグシップとしての役割を大いに期待しています。