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軽視される普及活動、2015年より実施されるFAリーグの課題。

どうなるFAリーグ

どうなるFAリーグ

2015年から全国各地で開催されるU-12年代のFAリーグ。

各都道府県でもレギュレーションを含めて検討がはかられていることと思います。

神奈川県は500を超えるチーム数での開催となりそうで運営にも混乱がありそうです。

各地域に分けてリーグ戦を開催し、128チームでトーナメント戦。

優勝チームが全日本少年サッカー大会へと進出という形が濃厚…

驚くのはスケジュール。

今までの大会やトレセン活動などを入れ込むと、オーバーワークにならないか心配になります。

そして何よりも

誰のためのリーグ戦化なのか?

ここをしっかりと認識して始めないといけません。

試合数が増えるのは育成にも普及にもいいことです。

でも、心配な点もあるのです。

今回のリーグ戦化によって、既に参加しないと宣言しているチームの複数あります。

JFAサイドからは、金持ちの論理しか見えないのです。

移動に関わる交通費や保護者の負担などは全くといってほど考慮されていない。

これでは、隣国と同様に

「金持ちだけがサッカーができる国」になる。

本当にスポーツ文化を根付かせたいならば、「普及」こそ大切です。

いろいろと苦慮しながら「出ないことにした」というチームを見捨てていいのだろうか。

公教育に身をおく私には、こういう感覚は信じられません。

どんな子どもたちにもサッカーをする権利はあるはずです。

その辺、JFAサイドはどう考えているのだろうか?

トップダウンで下ろしてくる金満のJFAさん、大丈夫ですか?