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【蹴球親楽】第4回:「今日のサッカー、どうだった?」ふりかえりのコツ

よくわからないよ~

よくわからないよ~

「うちの子、どうやったらサッカー上手くなるんですかねえ?」

「試合の夜、いろいろと話すんですけどサッカーがわかっていない。」

「サッカーのセンスがないんですかね?考える力とか…」

こんな声をよく聞きます。

夕飯を食べながらこんな会話してませんか?

(父)「ねえ、今日の試合なんだけどさ、あのシュート…あれは決めないと行けないんじゃない」

(子)「そうだね…」

(父)「どうしてはずしちゃったの?」

(子)「わからない…」

(父)「もっと練習した方がいいよ」

(子)「うん…」

よくありがちなパターンだと思いませんか?

親として、ついつい「できなかったことにフォーカス」してしまいます。本当は励ましたいのに…

子どもに語らせると発見がある!

(父)「ねえ、今日の試合なんだけどさ、どうだった?」

(子)「何が?」

(父)「嬉しかったこと、楽しかったこと教えて」

(子)「相手のでかいやつからボールを獲ったことかな?」

(父)「そうなんだ…あの選手大きかったもんね。嬉しかったんだね。他にもある?」

(子)「ぼくのパスがアシストになったことかなあ。」

(父)「というと?」

(子)「自分でシュートしても良かったんだけど、あっちの方が角度あったし…」

(父)「なるほどね!」

子どもたちって観ている大人とは違うところを記憶しているんです。

「そんなところが嬉しかったの?なんで?」と思ってしまいますが、それはそれでOKです。

オープンクエスチョンでどんどん語らせて、嬉しかったこと、楽しかったことをたくさん共有しましょう。

いちばん大切なのは、今日のサッカーが子どもからどう見えているかということです。

「できたこと」と「できなかったこと」を整理して次へ向かう!

子どもたちから多くの言葉を引き出すことができましたね。

そこで…

余裕があるときには「できたことはコレとコレだね!」と太鼓判を押してあげましょう。

できたことにフォーカスすると、子どもたちはポジティブになり、これで、「次もやってやろう!」という気分になります。

そして、「できなかったこと」は、2つに分けて整理してあげます。

ひとつは「すぐに改善できること」

例えば、「周りをよく観る」

これは、ボールフィーリングなどは今ひとつでもOKです。心がけるだけでプレーがずいぶん変わります。

もうひとつは「すぐには改善できないので日々練習すること」

これは、ボールフィーリングなどの基礎技術です。

地道な基礎練習ですから、子どもたちは飽きてしまいます。ここについては、また書きますが…

「すぐに改善できる」「時間がかかるけど改善したい」

このふたつに分けて整理して、ぜひ一緒に考えてあげてください。

くれぐれも「もっとちゃんとやりなさい!」みたいなこと言わないでね!

それではまた!Enjoy Football\(^o^)/