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「スタンダードが命」という先生たちは「富士そば」の経営に学べ

子どもの頃から小田急ユーザーのボクにとって立ち食いそば屋は「箱根そば」

ボクらは気軽に「箱そば」と呼ぶ(笑)

ところが、東京界隈を歩いていると「富士そば」なんてのがあるのです。

最初に利用したのは飯田橋でした。

ごく普通の立ち食いそばです。

でも、この「富士そば」は立ち食いそばの元祖。

「え?箱根そばじゃないのか(笑)」

なんてことよりも…

凄いのは、そこじゃなくて「経営哲学」です。

富士そばで驚くべき経営方針は「細かなマニュアルが存在しない」ということだ。丹氏は自由に働ける環境があればやる気も生まれてくると言う。富士そばの店舗にも、程度のマニュアルはある。あるにはあるが、最終的にはスタッフの自己流に任せる。合言葉は「細かいことは良いから、うまくやってくれ」だそうだ。あるのは最低限のノルマだけ、という状態だという。

(引用元 http://news.oned.jp/fujisoba-management/)

この感覚がボクにはたまらない。

マニュアルは参考程度でいいのです。

丹氏は、なぜここまでスタッフの自由裁量に任せるのだろうか。それは「人間が自分の欲に従って動いているときが最も自発的になり、良いサービスを提供できる」という信念があるからだ

(引用元 http://news.oned.jp/fujisoba-management/)

子どもたちが何かに熱中するとき、そこには内発的動機づけがあります。

「こんなことをしたい!」

「こうやってみたい!」

というモチベーションが生まれて実際にやってみる。

そこで失敗も起こるから楽しくなるのです。

驚くことに富士そばには、飲食店に必須であるマニュアルが存在しません。大まかな接客・調理マニュアルはあるそうなのですが、最終的な手引きは店長にゆだねられます。

たとえば、そばの湯切り。そばの仕上がりにも影響する大事な工程ですが、会長は「よく切りなさい」と伝えるだけ。

(引用 https://gourmet.dmkt-sp.jp/gourmet/contents/login/gourmet_news/r60)

自分たちで創意工夫できる富士そばのスタッフたちは楽しいでしょうね。

湯切りをする人によって方法は違うわけです。

高身長で腕も長い若い男性なら一振りでもOKでしょう。

低身長で腕も短く、少し筋力不足を感じているおばあちゃんならしなやかに10回とか…

「良く切りなさい」の先に「美味しいそばを提供する」といビジョンがあればOKです。

さて、スタンダードがある学校や地域の先生たちはどうでしょう?

一斉授業時代の産物であり、読めば読むほど気分が悪くなります。

鋭いところを苫野先生は簡潔に示してくれています。

これで、ホントに先生たちも子どもたちもハッピー?

これ、絶対に違うって思うのです。

「小学校 スタンダード」で検索してみてください。

「え?こんなことまで規定するの?」なんてのが出てきます。

ここからそれて授業をしたらアウトっていう話もある。

みんなが金太郎飴のような授業をしていたら子どもたちは何も考えなくなります。

ポカーンと座って目の前に出される料理を何も考えずに食べるようなもんです。

そんな子たちに人を「思いやる気持ちを持とう!」なんて言ったってムダです。

「いじめ対策をしっかりしましょう!」とかじゃないんです。

子どもたち一人ひとりが自主的に学べるシステムを教室に用意すればいいのです。

例えば、こんな教室。

今のボクには現場がありませんが、先生たちは実践を継続中。

ベンチはなくてもアイランド型にして、自分が話す時間を減らして…

子どもたちが主体的に動き続ける教室もできるのです。

http://news.oned.jp/fujisoba-management/

「スタンダード」に疑問を抱いたら「富士そば」へ行くといいかもしれません。

富士そば

その経営手法には学びがたくさんあります。

そばを食べながら「スタンダード」について再考することをオススメします。

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