今年もサクラソウの季節がやって来ました。
神奈川の実家には既にプランターにピンクと白の花がありました。
3歳の孫1号がパシャリとやっていたのでボクも思い出したようにパシャリ。
これ毎年の恒例行事だ(笑)
両親にとっては曾孫となるボクの孫(3歳と1歳)
「我が家のサッカーボーイズたちもこんな感じだったのかな?」
今は亡き会津の祖父母のことを思い出しながら両親の姿を眺める振替休日。
「この子たちが、こんな年になる頃はどんな時代になっているのだろうか」
もうすぐ80歳を迎える父が呟きます。
「我々が若い頃は、まさかこんな時代になっているなんて思いもしなかった」
高度経済成長期のど真ん中にいた両親の姿を見ながらいろいろと考えるのです。
戦前生まれの父は、長男なのに新潟の豪雪地帯から東京へやって来た。
暮らしに必要な電力を支えるために電柱に登り続けた父。
台風や地震など、災害があると家から飛び出して会社へ行く父。
大変そうだったけど、どんな時でも余裕があって変にキレることもなかった。
父にとっては毎日が「日日是好日」だったのかもしれません。
いろいろと葛藤もあっただろうに。
会津生まれの母も同様に、いつも笑っていたなって思うのです。
妙な侍スピリットみたいなものを注入されましたけれども(会津士魂か)
どんな時でも花を愛でる母。
小さい頃は、正直いってよく分からなかった。
でも、年を重ねると花の良さもわかる気がする。
「花を見て季節を感じる」
孫たちがボクの年齢になって思い出してくれたら嬉しいのです。
心配をかけたことも多々あり、子育ての悩みは絶えなかったはず。
でも、どんな時でも笑っている母も凄いなって思うのです。
果たしてボクはどうだろうか。
できることを全力でやるしかないよね。