3学期初日を迎え教室のドアを開けたら

3学期のスタートに何よりも大切なこと 教育

3学期のスタートに何よりも大切なこと

流星群を見ようとするも何となくぼんやりとした空で確認できず残念な朝。

それでも日中はキラキラとした海や山が視界に飛び込んできてハッピーな火曜日でした。

1月4日、仕事始めを迎えた人たちも多いかと思います。

今日は…

「3学期初日を迎え教室のドアを開けたら」

というお話です。

黒板消しが落ちてきたとかそういう話ではありません(笑)

3学期、何をしましょうか?

3学期が始まる日は地域によってバラバラですよね。

明日から始まるところもあれば、来週からのところもある。

何をするか決まりました?

学年会などで何をするか話をしていますか?

「よーし!宿題は、こんなふうにチェックしよう!」

「そうだなあ、国語は、こんなふうに進めてみよう!」

「算数は単元内自由進度でやってみるか!」

いろんなことを考えていると思います。

なんとなく3学期が始まると

やること(やらせること)が決まったらなんとなく3学期が始まる。

ボクにはそんな経験があります。

だんだん慣れてくるとダラダラとした感じで始まってしまう傾向も強まります。

3学期初日を迎え教室のドアを開けたら、まずこんなことを話します。

「3学期は短い。4月になれば◯年生だから、あれとこれをしっかりやりましょう」

なんて…

いきなり「何をやるか」を提示するので子どもたちはイヤな顔をする。

これでは…

「あー!勉強ってめんどくさいよね!学校つまんない!」

ってことにもなりかねない。

やらされ感たっぷり…

最悪のスタートですね。

ということで、こんなふうに切り替えることにしました。

スタートは「笑顔」と「問いかけ」から

3学期初日を迎え教室のドアを開けたら「笑顔」で話します。

「笑顔」めちゃくちゃ重要です。

最初から疲れた顔で入ってきたら子どもたちからワクワク感は消えちゃいます。

「あ!またか!」

なんて思われちゃうし…

ということで「笑顔」でいきましょう。

そして、こう子どもたちに問いかけます。

「ねえねえ、3学期は短いけど、どんな3学期にしたい?」

すると子どもたちは「あーでもない!こーでもない!」って話し始める。

誰だって「今よりも楽しく過ごしたい」という本質的な欲求があるものです。

「いやー!最高だぜ!」って3学期にするために

究極は、3学期の最終日に「いやー!最高だぜ!」って子どもたちが感じること。

課題が終わったとか、テストが100点ばっかりだったとかじゃあないんです。

もちろん、やるべきことはやることも大切ですけれど…

年度の最終日…

最高にハッピーな状態になることを想像して何をするのかを細かく決める。

「ん?なんだか3学期は楽しそうだぞ!」

なんて思うところからスタートできれば、まずはOKです。

「何をなすべきか」の前に「どうありたいか」を問うことが重要ですから。

教育
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