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主語は「一人ひとりの子ども」という話

夏休み初日の丹沢・大山の麓は蒸し暑い。

それでも都心のようなイヤな感じではないのがありがたいなって思う木曜日。

校内とか他県の学校での研修サポートもあるので学び直しです。

現在、こちらの2冊を再読中。

どちらも主語は「一人ひとりの子ども」

新学習指導要領に基づいて教育が施されているはずなのに…

新型コロナウィルスの影響で停滞しているのが学校現場です。

「子ども主体」と言いながら相変わらず「教師主導」の教室は山ほどある。

そんな教室の子どもたちは、指示されたことを従順にやろうとするだけ。

「これやっていいですか?」

「はいどうぞ!」

いちいち承認を求めてくる子どもたちを良しとする先生たち…

スポーツの現場でも似ているところはあって…

チラチラとベンチを見ながらプレーする子どもたちが多数います。

そんなチームの指導者は、やっぱり権威を間違った方向に使っている。

子どもたちにとっては学ぶこともプレーすることも、先生やコーチなど大人に認められるため。

そんな悲しい現実があるのです。

厄介なのは、そんな状況に気づかないボクら大人…

「どうして一人ひとりの物語を大切にできないのか」

不思議でなりませんが、理由を考えることも大切だって思います。

ということで…

「問い」というパスを出しまくって共に考える夏休みがスタートです。

はじめに子どもありき
「授業というのは、この私が目の前の子どもとともに創っていくものである」と提案する著者の子ども観、授業観をまとめた名著を新装。
東井義雄子どものつまずきは教師のつまずき: 主体的・対話的で深い学びの授業づくり
東井義雄子どものつまずきは教師のつまずき: 主体的・対話的で深い学びの授業づくり