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ミニトマトとジュニアアスリートの話

それぞれの成長スピードはちがう。

まだ梅雨入り宣言はないけれど蒸し暑い丹沢・大山の麓。

昨夜のバレーボールで心地よい疲労が残る日曜日でした。

昨日の朝刊に載っていた小学生バレーのことが気になる。

全国大会に向けた県予選が始まったようです。

きっと熱戦が繰り広げられたことでしょう。

ジュニアサッカーの現場では早くもジュニアユースのセレクション案内。

以前は9月以降にスタートすることが多かったのですが…

最近は6月に案内が来る。

まるで青田買いという状況なんです。

Jリーグのアカデミー、リーグ戦などで結果の出ているクラブが人気です。

まだ11歳が多い時期に決められてしまうことに問題はないのでしょうか。

早生まれの子どもたちは来年にならないと12歳になりません。

よって何が起こっているかというと…

その学年で12歳になるのが早い子ほど有利な傾向があります。

4〜6月生まれのJリーグ選手は全体の34.7%、プロ野球選手も32.8%
一方、1〜3月の「早生まれ」選手はJリーグで14.6%、プロ野球は14.2%

https://www.sankei.com/article/20170814-XKVLPCBW65MJNBKCXOBBIMPRGA/

これはどの競技でも似たような傾向があるのだと推察されます。

中学校受験も同じで全世界共通だそう。

そりゃあそうですよね。

ところが、ボクら大人は「○年生」と大雑把に見て対応してしまう。

生まれ月による配慮なんて全くないなんてこともある。

実はボク自身、早生まれだったので苦労した歴史もあります。

そりゃあ大学受験だって浪人するよね。

そして我が家のサッカーボーイズたちも全員が早生まれ。

「あと一歩なんだけどな」って思った瞬間が山ほどあります。

早めに赤くなったミニトマトのように、成長の早い子どもたちは選ばれる。

最後に赤くなったミニトマトが一番美味しいかもしれないのに…

時間的な要素も考慮されるといいなあ。

そして、まだ熟してない実に負荷をかけてはいけません。

それぞれの成長スピードは違うのですから。