虫の音が心地よい季節が待ち遠しい丹沢・大山の麓。
まだまだ日中は真夏の様相で汗だくになります。
子どもたちの健康管理も心配だと思っていたら学級閉鎖の情報が…
いつまで続くのでしょうね。
今日も多くの教育関係者の皆さんとお話ができました。
教育の世界を志す大学生ともZoomで…
子どもたちって本当に純粋なんですよね。
「え?そこで感動しちゃうのか?」
なんてボクらが忘れてしまった小さな感動を楽しめる。
ところが小学校に入った途端に価値基準のようなものが注入される。
「先生のお手本を見て、そこに近づければ褒められる」
そうそう…
展示してある絵が見事に同じ構図で同じ色使いなんてのはある。
先生による板書を見たまんまノートに写していく。
上手に写せれば花丸で、上手に写せなけば叱られる。
テストの点数が良ければOKで、点数が悪ければ叱られる。
「学校は勉強するところでテストの点数を上げることが大切」
そんな神話がまだまだ当たり前に学校現場を覆っているのです。
そして…
スタンダードに合致しない子は排除される。
「いやいや、その子にとって最適な選択です」
なんて都合よく語ってしまう先生たちもいる現状もある。
先生たちだけではなく…
「あの子がいると勉強できないから排除して」
と軽々しく要求する保護者や児童生徒もいる。
とてもじゃないけれどインクルーシプなんて夢のまた夢。
そうは言っても世の中は多様性に満ちていて…
社会の中にはいろんな人がいるのがスタンダードなんだけどなあ。
ちなみにボクの教室は本日の画像のようなレイアウトがデフォルトでした。
「え?なんで?」
と不思議に思う人が大多数かと思います。
「どうせ、あなたの教室だけでしょ」
なんて考えてボクがおかしな先生だったという指摘をする人もいるでしょう。
まあ、ある意味ではおかしな先生かもしれませんけれども(汗)
こんな教室で子どもたちに何が起きていたのか。
興味がありましたら過去記事や著書を読んでいただけますと幸いです。
「学校スタンダード」ってなんのためにあるのかなあ?
みんなで考えて議論したいと改めて思った火曜日でした。