今日も青空が広がった関東地方。
都心からも丹沢・大山・富士・箱根まで確認ができるほど。
それでも明日は南岸低気圧がやってくるとかで雪の予報も…
そんな寒さの中で行われたサッカー皇后杯準決勝をフルタイムTVで観戦。
中高生で構成される「日テレ・東京ヴェルディメニーナ 」
WEリーグの「ジェフユナイテッド市原・千葉レディース」
「おいおい!サッカーと何だかわからない果実の画像って関係ある?」
って皆さん、ごめんなさい。
最後まで読んでください。
【アカデミー】2021皇后杯 JFA 第43回全日本女子サッカー選手権大会 準決勝
試合終了
日テレ・東京ヴェルディメニーナ 0-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
本日も、たくさんのご声援ありがとうございました。#beleza #menina #jefunited
— 日テレ・東京ヴェルディベレーザ公式💚⚽️ (@tokyo_beleza) January 5, 2022
結果は1-0でジェフが勝利を収めましたがメニーナのサッカーは最高に面白かった。
「え?でも負けたんだからダメじゃない?」
なんて言われそうですが、そうじゃないんです。
前半3分にちょっとしたミスをものにしたジェフ…
その後は5-3-2というような感じで守備を固めます。
すぐに引いて守るのでメニーナは最後までゴールを奪えませんでした。
でもね…
どちらのサッカーが面白かったといえば圧倒的にメニーナ。
なぜかというと、それぞれの選手の個性が見えたから。
どんなに守備網をひかれても果敢にボールを狭いエリアに入れる。
たとえボールを奪われても何度も何度もゴールに迫るショートパスを送る。
選手同士の距離も5mから10mなんて当たり前で緩急をつけたパスワークも見事。
それぞれの選手の特徴がよく見えて個性を感じ取るのがメニーナ。
一方のジェフは誰がいたかなんて、ほとんど記憶に残っていません。
もちろん、選手は全力で戦っているし勝ったから批判はしにくい。
でも…
個性を全くもって感じることができなかったのは問題かと思うのです。
「いいじゃん!勝てば」
って言われたらそれまでですが、ボクは違うと思います。
チームとして勝利を収めたとて、個人の幸せとは無縁だったら意味はない。
そう考えるとメニーナの育成重視は貴重です。
ふと…
山の中で見つけた小さな果実を思い出しました。
しっかりと野山に根付いて力強さを感じることができる。
メニーナの選手のようです。
一方でジェフは勝利だけを考えた堅実なサッカー。
まるで近年の学校教育を見ているようで息苦しくなりました。
世界で勝つにはメニーナのようなサッカーが必要でしょう。
皆さんは、どう感じましたか?