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アングルを変えたら、どう見える?

朝から蒸し暑い丹沢・大山の麓。

早い時間に雷雨という予報があったので朝から歩き回りました。

こういう天候だと10km歩くだけでもときつい。

いつもは20kmもへっちゃらなのですが…

街中をぐるぐると歩いて昨日の花へとたどり着きました。

よくみると先端に花のようなものが開いている。

どうやらトゲのようにみえるところが開いていくらしい。

不思議なもんですね。

昨日とはちがうアングルで撮影してみたら新たな発見もあるものです。

「○○はこういうものだ!」

ボクはそうやって単純に考えてしまうのことがあるのですが…

それはそれでよくありませんよね。

「ステレオタイプに陥るな!」

若かりし頃、居酒屋を連れ回してくれた先輩が教えてくれたこと。

「いつも同じ方向から見ていたら楽なんだよな」

「でもな、角度を変えないと分からないこともある」

「ちょっとした小さな点を見ただけで、その子を判断するのか?」

「なんで、お前の狭い了見からしか物事を考えられないのだ?」

「よーく見ろ!バーカ!」

「逆サイドやネットの向こうから見えている世界を知っているだろう?」

そんなことを夜が更けるまで先輩から問われました。

今になっては本当にありがたい時間でした。

さて…

昨今の教育界で話題のキーワード。

「STEAM」「イエナプラン」「オルタナティブ」まだまだあるけど割愛。

「これまで教育では立ち行かないので何とかしようぜ!」

という流れが生まれているのが、ここ10年の動きかなと思っています。

ボクも教育改革派の一人なので賛同しているのですが…

時として立ち止まらなければいけないなって思うこともあるのです。

上記のキーワードは、見映えがいいので公立批判の先鋒のようになる。

ところが…

本気でやっている人たちは、公立をなんとなしたくてやっている。

もっと言うと…

日本の子どもたちを幸せにしたいと思っているんです。

ということで…

なんちゃって「STEAM」「イエナプラン」「オルタナティブ」に要注意。

とはいえ…

それぞれが試行錯誤しているので、なんちゃってを判断するのは難しい。

人生に正解がないとの同じで、教育にも正解はありません。

どういうことかというと…

「教育はこれでいいよね」

なんてことは永遠に起こらないということです。

だから…

サッカーのように修正を繰り返して、それぞれのゴールを目指す。

「○○したらワールドカップ優勝するよ!」

なんて魔法はないのと一緒です。

絶対に正解はなんてない。

そこにあるのは、そこにいる人たちで必死に考えた最適解だけ。

「これって大丈夫?なんちゃってになってない?」

とアングルを変えて見ると新たな気づきがあるかもしれません。

「これは正しい!」

って思ったら進化が止まるのだなと実感しています。

さて…

明日から3日間、どっぷりと学校現場に浸ります。

何が見えるのか…

ボク自身の解像度が試されそうです。