卒業まで5ヶ月ほどになった6年生の子どもたち…
ほとんどの学習が4人を基本とするチームで進みます。
理科の学習「月と太陽」もみんなで学びを進めています。
画用紙3枚で「月の見え方説明書」を作り発表する。
同じ内容ではありますが、出来上がる説明書はオリジナリティがあり面白い。
文章を書く、絵を描く、色を塗る、発表原稿を考える。
それぞれが得意分野で関わるのでムダがなくなってきました。
ここに至るまで、ずっとやってきたこと…
お互いのストロングポイントを生かすこと
「この部分は、ぼくがやるね。」
「あっ!ここはやってもらえる?」
どう取り組むかという話し合いもスムーズで行動へサッと移る。
ずいぶんと成長したもんだなと教室の後方から眺めています。
どうしてこんな感じにできるかというと不思議かもしれません。
秘訣は、たったひとつしかありません。
圧倒的な会話量
日頃から3、4人の子どもたちが向き合って過ごす教室。
日直が一周すれば、席替えをするので関わりも増える。
子どもたちが、自分たちの課題に向き合って進めてくれます。
そうじだって、給食だって、担任は不要。
もちろん、トラブルもつきものです。
でも、衝突があっても大丈夫。
何が大切か、結果としてどうしたいのかを一緒に共有します。
子どもたちの決断と行動を明確にするのをサポートするだけです。
どれくらい進化して卒業するのか…
楽しみになってきました。