世の中には、まだまだ知らない世界がたくさんあります。
自分たちにとっては正しいというものが、ある場所では間違いだったり…
そんなの当たり前だと思っていたら、ある場所ではとんでもないことだったり…
「え?何これ?」
「こんなのある?」
「嘘でしょ!」
「こんなことしてもいいんだ!」
「これは参ったな…」
そんな時にボクらは、いろんな反応をします。
「それはないなあ。」
と否定的な見解を持つこともあるでしょう。
「あ!おもしろそうだな!やってみたい!」
そう感じて肯定的な想いを抱くこともあるでしょう。
多くの人たちは、誰かと違うことをすることに躊躇してしまう。
「こんなことしたら周りから何言われるかわからない。」
なんて極めて常識的に振る舞ってしまい、やりたいことを封印してしまうのです。
そして、自分の行動力ではなく周囲のせいにする。
そうやって他人のモノサシばかりを気にしていると自分の力は半分も出せません。
こんなふうに子どもたちのために良かれと教室環境を変えようとする。
これはこれで勇気のいることです。
他の教室とは明らかに違いますから…
「何でこんな感じなんですか?」
最初は、同じ学年の先生たちから質問も受けます。
「実は、こういうことを狙って実験しています。ダメなら元に戻します。」
管理職の先生たちにも、明確なねらいを熱く語る必要があります。
そして、教室にも来てもらう。
「これってどうでしょう?もっと良くするにはどうすればいいでしょうか?」
そんなふうに一緒に考えてもらいます。
子どもたちの姿が明らかに変わってくると質問が変わります。
「これ、どうやるんですか?」
「私もやってみたいんですけど、どうすればいいでしょうか?」
「ベンチまでは入れる勇気がありませんが、やり方を学びたいです!」
身近な先生たちや全国の先生たちからいろんな相談をいただきます。
今日も昨日の研修を受けた若手から早速の相談が(笑)
そんな先生たちには必ず伝えることがあります。
「まずはやってみる!」
気軽にやってみることが大切だってことを伝えます。
その上で、こんな話をします。
「すぐに結果が出るわけじゃないので、子どもたちとグルグル進んでいこう!」
「何が起こっているのかという事実を観察しながら、次に繋げるんだよ。」
「ちょこまかと修正しながらやってみることが大切!」
子どもたちにとってよりよい環境をつくるチャレンジです。
マイナスに作用することはありませんから大丈夫です。
ということで、まずはやってみましょう!
「なぜやるのか?どんな価値が生まれるのか?」
しっかりとイメージをして進めてみてください。
Good Luck.