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【蹴球親楽】第27回:サッカーを楽しむために身につけたい発見力

ロングパス!

ロングパス!

「子どもの頃から一緒にやっているのに、うちの子は上手くならない。」

そんな子どもを見てイライラしてしまうことってありませんか?

「やっぱりDNAだから仕方ないよね。」

なんて諦めの言葉を指導者や保護者から耳にすると残念な気持ちになります。

上手くならない理由は、そんなところにはありません。

サッカーがグングン上手くなる子には「発見力」があるんです。

 

同じものを見ているのにね…

指導者や先生たちが、子どもたちにアドバイスをします。

すぐにできる子もいれば、できない子もいます。

「あれ?伝わってないな?」

とガッカリするものですが、心配はいりません。

聞いている子どもたちによって見え方が違っているのです。

サッカーが大好きな子たちには、そもそも聞く耳スイッチが装備されています。

上達することを渇望しているからです。

サッカーが好きなのか、嫌いなのか分からない子は中途半端です。

親のすすめで何となく始めてしまって、そのまま楽しさを知らずにいる。

いろんな子が混ざっているので見え方が違うのは当たり前です。

その違いを認識しつつ指導するのは、とても大切なことです。

何が見えていて、何が見えていないのか。

その子に興味をもって考えてみてください。

 

指導者や保護者の「発見力」を高めてみよう

指導者や保護者が、子どもたちに関心を持つと見えてくることがあります。

そもそも…

なぜ、サッカーをしたいのか。

では、何を求めてサッカーをしているのか。

大好きになってもらうためには、何が必要なのか。

そんなことを考えてみると、一人ひとりの子どもたちの様々な面が見えてきます。

パッと見て…

「この子はダメだな」

と判断した途端に興味がなくなって見なくなりますから要注意…

どんな子であれ、しっかりと気にして見て欲しいと思います。

よーく見てください。

指導者や保護者が「発見力」を高めると、新たな視点が生まれます。

新たな視点によって、判断基準を持つことができるのです。

すると…

子どもたちにアドバイスする内容が変わってきます。

それも全体にではなく個別に話もできるようになるのです。

そうなると、サッカーが好きなのか、嫌いなのか分からない子も興味を持ち始めます。

気がついたらサッカーが大好きになっているなんてことも…

 

好きだから「発見力」が発揮される!

個別に話をするようになると、子どもたちの興味関心は高まるものです。

「ちゃんと見てくれているな」

という安心感が生まれ、アドバイスも良く耳に入るようになってくるからです。

自分のプレーについて具体的なフィードバックがある。

こうなってくると、子どもたちに自分自身を見つめる視点が備わるようになります。

好きなことに関心を持ち、判断基準をつくって仮説を持ってプレー すると楽しいものです。

上手くできたり、できかなったり…

どうして上手くいったんだろう?

どうして上手くいかなくなったんだろう?

自分のプレーを分析できるようなると上達のスピードは格段に上がるものです。

まずは、言葉だけでなく態度でもいいので、子どもたちに大好きを伝えましょう!

気にしているとものは見えるものですからね。

以上…

「サッカーを楽しむために身につけたい発見力」のお話でした。

Enjoy Football.