太陽が眩しい季節です。
一気に気温も上がってきて夏に向かう気配を感じられるようになりました。
街角の花たちも元気に花を咲かせています。
毎日、一緒にいる子どもたちも元気に花を咲かせてほしいと願っています。
もともと置かれている環境がちがう子どもたちが集まっている教室です。
それぞれの夢があって、やりたいことや好きなこともちがう。
「普通の小学生」とか「普通の6年生」とか一括りにするものではないのです。
みんなちがうということを忘れてはなりません。
ところで…
6年「時計の時間と心の時間」(光村図書)が面白いです。
「時計の時間」は世界中の誰もが認識する時間ですが、「心の時間」はちがいます。
また人それぞれに『心の時間』の感覚がちがうことを知っていれば、他の人といっしょに作業するときも、たがいに気づかいながら進められるかもしれません。
この一文がボクのお気に入りです。
家族や親友…
どんなに親密な人たちでも、同じように見えているつもりが絶対に違っている。
感覚的なズレがあるもので、このズレを少しでも緩和するのが対話。
そう思うボクは…
子どもたちに「心の時間」を理解して互いにリスペクトしよう。
そんなことを伝えたい。
この教材のねらいは、「筆者の意図をとらえ、自分の考えを発表しよう」です。
自分の考えの中に日頃から感じている周りの人たちとの感覚のズレが入ってくると面白い。
道徳や体育と関連させてみよう。
子育て中の皆さんにも読んでもらいたい教材です。
保護者の皆さんも読んでみるといいですよ。
Good Luck.