2018年が終わろうとしています。
来年には年号も変わるので平成最後の大晦日を迎えました。
皆さんにとっては、どんな一年だったでしょうか。
とても嬉しいこともあれば、とても辛く悲しいこともあったはずです。
ボクの2018年は、変化の激しい一年でした。
長らく務めた公立小学校を退職
3月をもって神奈川県の公立小学校を退職しました。
本当に長い期間お世話になり、今のボクがいるのも伊勢原の皆さんのおかげです。
温かく見守っていただきながら、様々な実践にチャレンジさせてもらいました。
校庭芝生化とか、学校ICT化とかイエナプランのコンセプトを融合した実践とか…
伊勢原の学校で勤務できたことは本当に幸運なことでしかありませんでした。
日本初のイエナプランスクール創設に向けて
4月から日本初のイエナプランスクール創設のために仕事先が変わりました。
オランダ・フランスでの研修から始まり、5月には佐久穂町へも住むようになり、
財団の仲間、町の人たちに支えられながら何とか歩んでくることができました。
6月には長野県に学校設立のために申請書を提出、ドキドキしながら半年が経過。
クリスマスとなる12月25日(大安吉日)付けで長野県知事から認可をいただき、
2019年の4月の開校をめざして仲間と共に準備を進めているところです。
認可が無事に下りてホッとすると同時に重責を担うプレッシャーも感じています。
常に学び続ける探求者として、まだまだ進化する必要がありそうです。
「寄り添う」ことの難しさを感じた1年
個人的には、人に寄り添うことの難しさを感じた一年でもありました。
「何か困っていることはございませんか?」
「あっしにできることでしたら何でも遠慮なく言ってくださいよ!」
尊敬する寅さんが頻繁に発する台詞です。
彼のような絶妙なバランスで人に寄り添えたらいいのですが難しいこともある。
それでも、やっぱり「幸せにしたい」っていう気持ちは原点だと思っています。
「全ては子どもたちの幸せのためにある」
という言葉も胸に刻んで「出会う人を笑顔にする」ってことを大切にしたい。
秋以降は「哲学」が気になり始めて哲学的思考を楽しんでいます。
出会う人の根底に流れる感情にアクセスして寄り添うこと。
「何ができているか?」ではなく「何を感じているのか?」をよく見る。
そうすることで、もっと人に優しく慣れだろうして、もっと上手に寄り添える。
そんな気がしています。
2018年も大変お世話になりました。
よいお年をお迎えください。