昨日よりも気温は低め、風も吹いてにわか雨もあった丹沢・大山の麓。
駅へ向かう道すがら畑の土手にツクシを発見しました。
ちょっとビックリするほどにニョキニョキと出ています。
何だか今年は一気に春が来たような…
渋沢駅まで列車に揺られ、定番のランチを「ぱわーすぽっと」で。
その後…
クアーズテック秦野カルチャーホール(文化会館)へ。
銀座、二宮、秦野ということで3度目の鑑賞。
毎回、毎回、いろんなことを感じながら見せていただいています。
世の中には、本当にいろんな学校があるものです。
注目されることはなくても特徴的な学校は全国各地にあるのだと思います。
この映画の中では「南アルプス子どもの村小学校・中学校」が主な舞台となっています。
私も参画していた「大日向小学校」にも通じるコンセプトがあります。
ザックリいえば一人ひとり子どもが主役で「こどもがどまんなか」であるということ。
そして、探求が学習活動のベースになっている。
机上の論理ではなく「本物から学ぶ」ことの大切が伝わってきます。
「そういうのって私立だからできるんでしょ!」
と言われることがありますが、そんなことはありません。
一つひとつ丁寧に見ていけばカリキュラム編成は可能です。
近年では小規模特認校や不登校特例校も全国各地で続々と登場しています。
国や都道府県から一定の補助金が交付されている公立、私立以外にも学校があります。
インターナショナルスクールなども子どもたちにとっては大切な学びの場。
昨年からご縁をいただいた関西国際学園神戸校は国際バカロレアを導入しています。
株式会社が運営している興味深い学校です。
さらに…
近年、注目されているのがオルタナティブスクール。
神奈川県内でご縁のあるところは「ヒミツキチ森学園」
東京都だと幼少期の遊び場だった砧公園を主たる活動場所としている「HILLOCK」
全国的に不登校が課題とされている中、多種多様な学校が出てくるのは良いことです。
「じゃあ、公立はどうすれば?」
なんて質問をいただくことがありますが…
「それぞれの学校にも個性はありますよね?」
と問いながら、各校の資源を洗い出して個性を再認識してもらっています。
さらにニョキニョキと多様な学校が出てくることは悪いことではありません。
どれが正解で、どれが間違いというわけでもない。
それぞれの子どもたちにフィットした学校選択ができることが重要です。
各校のいいとこ取りをしながら、オリジナリティあふれる学校ができる。
学校は生き物ですから、いろいろチャレンジしてみたらよいのでは…
そんなことを思った日曜日です。