午後から体力つくりに関する研修会へ参加。
東海大学の内田先生による講演では、子どもたちの体力に関する諸問題を復習できる時間となりました。
やはり、子どもたちの遊び場がないことが深刻なのだと、改めて思い知らされました。
体力と学力には相関関係があります。また、食事と体力、学力にも相関関係があります。
良い習慣は体力も学力も向上させます。
子どもは、子どもらしく元気に外で遊んでほしい。
そう願うのは私だけではないはずです。
幸いにも我が家の子どもたちは、自宅前でボールを蹴って遊びながら育ちました。
でも、一般的には安全に遊べる空間は少ないでしょう。
一歩出れば車が通る道路があり、近所にはボールが使えない公園があり、放課後には校庭で遊べない学校がある。これではお話になりません。
よって、子どもたちはお金を払ってスポーツクラブに行ったりする。
お金を払えない家庭の子どもたちは、スポーツを楽しむことすらできない。
豊かなはずの日本では、1980年から体力低下が著しいわけです。
こんな状況で「豊かなスポーツライフの実現」というのは無責任なスローガンにも読めます。
何とか子どもたちが安心して遊べる場所をデザインしたいものです。
未来の子どもたちが安心して遊べる場所があることは、社会にとっても重要なことだと思います。
私たち大人が何とかしなければなりません。