JFAスポーツマネージャーズカレッジ(SMC)神奈川サテライト講座の3日間がスタート。
今年も運営サポートをさせていただいています。
ボクの授業スタイルを変えた。
そして、人生の道筋を変えてしまうほどの転機となったSMC。
JFAで行われた本講座を受講したのは2008年のことでした。
当時のセッションは33日間に及びE-Learningもありました。
当時は、教育委員会におりICTの導入に尽力していた頃です。
帰宅してからPCの画面と向き合う日々を思い出します。
ビジョンを描き、環境分析をしながら事業計画を立てていく。
いろんなスポーツ施設や商業施設、そして宿泊施設まで視察して…
ホスピタリティや会計まで学ぶという濃厚なプログラムでした。
受講料は安いものではありませんでしたが、参加して良かったというのが実感です。
自立した魅力あふれるスポーツ組織づくりを推進し、スポーツ文化の創造、人々の心身の健全な発達と、社会の発展に貢献できる、優秀なスポーツマネジャーを養成することを目的とした人材育成事業です。
地域に根ざし、誰もが気軽にスポーツを楽しめるスポーツクラブは、人々をきっと幸せにします。そこには、魅力あるクラブづくりを進めていける、優れたクラブマネジャーが必要です。理想と遊び心を持ち、人と人をつなぐことで、楽しいクラブライフとクラブ財を創造する。そんな地域の未来のために計画し行動できる人材を育成します。SMCで学ぶマネジメントは、クラブづくりのための必要不可欠なツールとなるはずです。
当時の仲間とは、夜遅くまで語り合ったものです。
全国各地から集まった仲間たちは、それぞれの現場でも今でも奮闘中。
当の私と言えば、何だか物足りず…
その後、大学院に進学してスポーツマネージメントを学ぶことになりました。
現在では、そのときに学んだことが仕事にも生かされています。
多くの新たな視点を持たせてもらったという点で、本当にありがたいSMCでした。
スポーツ関係者のみならず、教育関係者にも受講してもらいたいと思うほどです。
受講してから3年経ちますが、SMCで一度、自分たちがやりたいビジョンを明らかにすることができたので、迷ったときにはいつでも立ち返ることができますし、サッカーに留まらない多角的な事業プランを作ったことが、日々の活動の中に活かされています。
本業の教員としてもSMCで学んだことは、大いに役立っています。明確なビジョンのもとで、今まで以上にぶれない学級経営ができるようになりましたね。家庭・地域の人たちのみならず行政機関なども含め、学校に関わるすべての人たちとの関わりが気になって、気持ちよく協力してもらうにはどうしたらいいかとか、細かいところまで敏感になりました。
これから受講される方たちは、SMCに関わるすべの人たちに遠慮せずに自分の持っていることをぶつけて学び合ってほしいですね。ぼんやりとしていた自分の思考が点から面に、更に球体へとふくらんでいくような気がします。ぜひそんな、オープンマインドで!
受講後3年が経過してからのインタビューでは、こんなふうに答えていたんですね。(笑)
もちろん、SMCだけではありませんがマネジメントの知識は先生たちにも大切。
先生向けにやってみるのもいいかな。
皆さん、一緒に学びましょう!