冬を感じる寒さの中、今日はベンチコートに手袋もして子どもたちを迎える。
毎朝のことだけど続々とやって来る子どもたちと挨拶を交わすことが楽しいんだよね。
一人ひとりを見つめながら思うことがある。
「それぞれの物語で楽しんで帰ってね」
その子には、その子なりの楽しみがあるような学校でありたいって思う。
やらねばならない学び(「仕事」という)はあるが、みんなが同じペースでする必要はない。
学ぶことも大切だけれど、友だちと戯れたり話をしたりすることが大切だったりする。
そんな子どもたちの姿も大切にしたい。
たしかに学校なのだから学ぶことは大切なんだけどね。
それ以上に大切だって思うことは子どもたち同士の繋がりなんだよね。
「共に学ぶ」ためには、遊びの中で仲良くなるとかさ…
なんだか分からないけど学校が楽しいとかさ…
そんな感情が土台にあるといいんだよなあ。
でね…
いろんな子がいていいんだよ。
だって世の中にはいろんな人たちがいるじゃないか。
だから…
「背筋ピン」とか「ジッと座って先生の話を聞いてる(ふり)」とか画一的な状況はない。
それぞれのペースで学んでいる姿がある。
そんな姿をまずは大切にしたい。
その上で学びのクオリティを上げていく仕掛けが必要になるんだよね。
それはまだまだ課題が残る。
3年目に向けてあれこれと考える日々は続く。